地中熱とは
地中熱利用システム
地中熱(ちちゅうねつ)
地下100メートル前後の地中は常に15~16度の温度を保っています。
火山地帯に限られる地熱発電とは異なり、季節や環境に左右されない利用範囲の広いエネルギーとして注目されています。
また、日本の地中熱は、地中熱エネルギーの システム開発に30年以上の実績を持つスイスやドイツの地中熱よりも4~ 5度高く、エネルギー利用に適しています。
IEA(国際エネルギー機関)が再生可能エネルギーとして最も推薦しているのが地中熱ヒートポンプ方式です
地中熱利用のメリット
1.地球温暖化を防止します。
2.電気代を大幅に削減出来ます。
3.いつでもどこでも利用可能です。
4.ヒートアイランド現象を抑制します。
2.電気代を大幅に削減出来ます。
3.いつでもどこでも利用可能です。
4.ヒートアイランド現象を抑制します。
地中熱ヒートポンプシステムの熱交換方法
地中熱利用システムご提案
自然エネルギー総合供給施設でエネルギーの地産地消のご提案をいたします。
農業と住環境がひとつになった未来の町づくりを可能にします。
地中熱エネルギーは費用対効果の高い集合住宅・大規模施設に有効です。
地中熱エネルギーは費用対効果の高い集合住宅・大規模施設に有効です。
設計・施工・メンテナンス
総合ハウステクニックの設計・施工・メンテナンスをし、快適な住環境を創ります。
地中熱だけでなくそのほかのエネルギーや廃熱を自由に組み合わせて、 石油使用の施設をクリーンなエネルギーにかえることができます。
地中熱利用システムのコスト
イニシャルコストとランニングコストの比較 (温水プールの例 単位:千円)
エネルギーコストの比較
システム | エネルギー | 単価(円) | 1MJ当り消費量 | 1MJ当り単価 (円/MJ) |
1MJ当りCo2排出量 (kg・CO2/MJ) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
地中熱 ヒートポンプ |
電気 | 12円/kWh | 0.081kWh/MJ | 0.97 | 0.045 | |
空冷 ヒートポンプ |
電気 | 12円/kWh | 0.11kWh/MJ | 1.3 | 0.061 | |
ボイラー | 灯油 | 74円/L | 0.034L/MJ | 2.5 | 0.085 | |
重油 | 73 円/L | 0.033L/MJ | 2.4 | 0.089 | ||
都市ガス | 153円/Nm3 | 0.028Nm3/MJ | 4.3 | 0.062 | ||
電気ヒーター | 電気 | 12円/kWh | 0.28kWh/MJ | 3.4 | 0.16 | |
備 考 | ||||||
地球温暖化対策の推進に関する法律施行令によるCO2排出係数 | ||||||
灯油 | 2.49 kgCO2/L | 都市ガス | 2.23kgCO2/Nm3 | |||
A重油 | 2.71 kgCO2/L | 電 力 | 0.555 kgCO2/kWh |
ZEBの取組について
ミサワ環境技術は、これまで地中熱システムをはじめとした省エネ提案を数多く手掛けていましたが、カーボンゼロを目指し、ZEB化を推進します。そして、2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上目指してまいります。
ZEB(ゼブ)
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の路称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。